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引出付きベッドのメリット・デメリットとは?

2024.02.16 ベッド

引出付きベッドのメリット・デメリットとは?

ベッドフレームの種類の中には通常の脚付きの「ステーションタイプ」や体圧分散性に優れる「ダブルクッションタイプ」、収納力重視の「引出付タイプ」や跳ね上げ式「前面収納タイプ」などがあります。

当店ではシモンズベッドの展示が多いためシモンズのバリエーションの中でお伝えしていきたいと思います。

それぞれメリット・デメリットがありますが今回は「引出付タイプ」についてお話ししたいと思います。

目次

「湿気対策」

一番気になるところからお伝えしたいと思います。

引出付きタイプの引出の上側は板になっている場合が多いです。これもマットレスから抜けてくる湿気を引き出しの中へ溜めないための理由もあると思いますが、通常のスノコタイプと比べると通気性は悪くなります。

マットレス自体が通気性を考慮しているメーカーであれば、すぐに湿気がたまり、カビの発生とダニの繁殖につながるようなことはありませんが、定期的に引き出しの開閉や湿気取りを入れるなど通気性をすることを気を付けたほうが良いかもしれません。

日常的に衣類などの出し入れが多い、湿気対策ができている方には問題ないと思います。

「引出しの取付位置と必要寸法」

良くある質問の答えですが、引出は左右のどちらかにでも付けられます。

組立するときに選ぶことができますので例えばS+S(シングル横並び)で設置するときは左右で使用することができます。

シモンズの引出は奥行きが約40㎝で片側2杯の引出となります。

注意点としては引出の開閉には通常タイプと比べて、引出の奥行40㎝とさらに横幅50cmくらいは余分にスペースを確保する必要があります。

部屋の広さやベッドの寸法だけでなく開閉時の必要寸法の確認をしておきましょう。

「掃除がしにくくホコリがたまりやすい」

脚付きタイプを比べるとベッド下は隙間が無いので本来ホコリは入りにくいというメリットとなります。

ですが、長く生活していると細かなホコリはいつの間にか引出の隙間などから入り込むこともあり、

普段、掃除機をあてる機会が少ないため、床に近いベッド下には逆にほこりが溜まっていることも。

重量もあるので動かすことも難しく、しっかり掃除するときは引出を取り外したり、マットをよけてスノコ部分を外して掃除する必要があるでしょう。

引出はレールタイプでもやり方さえ分かれば簡単です。検索すれば出てくると思いますが分からなければお問い合わせください。注意点は潤滑剤が手につくことがあるので汚れたままの手で作業しないことですかね。

「価格は高くなる。組立・解体は手間がかかる」

引出タイプは通常のスノコタイプと比べると価格は高くなる場合がほとんどです。

金具も含め部材が増えてしますので仕方がありません。

部材が増えることで組立にも時間を要することとなるので、ご自身で組立や解体する場合は少し大変かもしれません。

組立などの手慣れた業者に依頼できれば一番良いと思います。

「引出付きタイプのメリット」

当然一番のメリットは、ベッド下に収納できるというところです。

収納力が高くなるということは他の収納家具を増やす必要が減り、お部屋を有効に使えるというメリットにもなります。

もともとウォークインクローゼットが備わっているお家も多いと思いますが、衣類や寝具などもかなりの場所を必要とします。

人によっては収納がベッド下に引出があるかないかで大きく利便性が変わるという方もいらっしゃいます。

収納付きベッドは湿気対策や掃除のしにくさなどのデメリットがありますが、限られたスペースで部屋をすっきり片付けられる便利なアイテムです。

デメリットを承知の上で、それ以上のメリットがある場合は引出付きベッドは非常に助かります。。

今回は「引出付きベッドのメリット・デメリットとは?」というテーマのお話しでした。

当店で実際に見ていただくと分かりやすいかもしれません。

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