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工場視察~マルイチセーリング~

2024.11.14 ソファ リビング

工場視察~マルイチセーリング~

 

弊社の取り扱いメーカーのひとつ、「マルイチセーリング」

 

1950年の創業以来、福井県越前市に拠点を持ち、メイドインジャパンにこだわり、一点一点手作業で作り上げる日本を代表するソファーメーカーです。

 

 

前日まで、11月上旬にも関わらず、日中半袖で大丈夫なくらい温かい日が続いていましたが、当日は、一点コートにマフラー姿に…

 

福井県鯖江駅を降り、そこから工場まで車で約15分

 

 

たんぼの中に佇む「マルイチセーリング」とかかれた、工場とショールームが、お出迎えしてくれました。

 

 

まずは、ショールームから

 

工場に併設されたショールームは、鮮やかな色のソファーから、ベーシックなソファーまで綺麗にディスプレイされています。

 

愛犬家、愛猫家の方に人気のソファーも、見せてもらいました。かなり昔から取り扱いをされているので、今のペットブームをかなり先取りしていたのかもしれません

 

 

温かいショールームの次は、お待ちかねの工場視察です。

 

ここから、モチベーションがあがるのですが、気温7°C

 

寒い中、工場のスタッフさんは、真剣な眼差しで家具を黙々と作られていました。

 

 

基本的に、手作業でゼロからソファーを組み立てていきます。特に、細やかな仕事は、職人さんが部屋にこもり、作っていきます。

 

他社は、機械を使って効率化を最優先するところが多いですが、「マルイチセーリング」では、時間はかかりますが、一点一点、丁寧にモノづくりをしています。

 

 

ソファの座面下のウレタンを支えるウェービングテープ。斜めに張ることで、どこに座っても、同じ座り心地を再現します。また、強度もUPします。

 

 

これは、ソファーの背もたれ。

 

左右の肘の部分にあるような、木を曲げる技術は、難しい作業のひとつ。

 

こちらも、丁寧に仕上げていきます。

 

 

お次は、ウレタンになります。週2回、大きなトラックで搬入され、同じ厚みにカットしてきます。

 

何色か色の混ざったチップウレタンは、ソファーの下の方に使う部材です。

再生繊維なので、今の時代にあった使い方には共感できます。

 

ただ、その時の材料によって多少硬さが変わり安定性がないという、マイナス面も持ちあわせていますが、SDGSの時代を考えれば、使うべきだと思いました。

 

 

こちらは、なかなかお目にかかる機会が少ないウレタンの内部。

 

使う場所によって、何層にも重ねることによって、強度や座り心地などをベストな状態にしていきます。

 

コストより、座った人の気持ちを最優先に考える、モノづくりの姿勢を忘れずに、お客様にこの事を伝えていきます。

 

 

最後、仕上がったら、細部まで検品です。保証書など最終チェックを行い、問題なければお客様の待つ町へ出荷されます。

 

 

最後に、お忙しい中、ご案内くださいました工場長、ならびに、弊社担当者様、長時間にわたりありがとうございました。

 

日本のモノづくり、やはり最高に素晴らしいと再認識させられました。

 

海外製に押される昨今ですが、日本の、地方の素晴らしいモノづくりの文化を残していく為にも、一人でも多くの方に、良さを伝えていきたいと思います。

 

最後まで、お付き合いありがとうございました。

 

 

 

ソファについて、もっと詳しく知りたい方はコチラ

https://ameni-ca.jp/living1