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国産ブランドで叶える理想のダイニング

2025.05.31 テーブル リビング ダイニング

国産ブランドで叶える理想のダイニング

ダイニングテーブル選びでお悩みではありませんか?

家族との団らんや友人との食事、趣味の時間など、ダイニングは生活の中心です。

 

本記事では、ナガノインテリア、モリタインテリア、カリモク家具、イバタインテリア、といった国産ブランドの特徴や、天板形状、選び方のポイントを解説します。

 

理想のダイニング空間を実現するための参考にしてください。

目次

ダイニングテーブルは、家族の時間を支える暮らしの中心とも言える家具です。

しかし、「思ったより大きかった」「椅子が引きづらい」「部屋に合わない」といった失敗も少なくありません。

 

これから長く付き合うテーブルだからこそ、妥協せず選びたいところです。

 

この記事では、デザイン性はもちろん、サイズ、天板の形、使いやすさなど、失敗しないためのチェックポイントをわかりやすく解説します。

 

理想のダイニング空間を実現するためのヒントを、国内人気ブランドの特徴とあわせてご紹介します。

1-1サイズの形状と選び方

ダイニングテーブルを選ぶ際、まず押さえておきたいのが「サイズ」と「形状」です。

この2つの要素は、ダイニングでの使い心地を大きく左右します。

・人数に合ったサイズの目安

一般的に、1人あたりに必要なスペースは「幅60cm × 奥行き40cm」とされています。

 

たとえば4人家族の場合、幅120〜150cmのテーブルが快適に使えるサイズ感です。

 

来客が多いご家庭では、天板を伸ばせるエクステンションタイプもおすすめです。

・お部屋の広さとバランス

テーブルを置く際は、椅子を引くスペースや人が通る動線も考慮しましょう。

 

椅子の後ろに80〜100cm程度の余白があると、立ち座りがスムーズです。

 

部屋がやや狭い場合は、脚のデザインがスッキリしたものを選ぶと、圧迫感を抑えられます。

・形状ごとの特徴

テーブルの形状には、「長方形」「丸形」「楕円形」などがあります。

 

  • 長方形は最もスタンダードで、壁付けや部屋の角にも置きやすく、家族の人数が増えても対応しやすいのが魅力です。

  • 丸形は全員の顔が見えやすく、会話の弾む和やかな雰囲気を演出できます。空間に柔らかさを出したいときにも効果的です。

  • 楕円形ボート型は、長方形と丸形の良さを兼ね備え、デザイン性が高く、空間に動きや個性を加えてくれます。

1-2天板の素材と手触りの違い

ダイニングテーブルの“質感”や“使い心地”を大きく左右するのが天板の素材です。

見た目の印象はもちろん、触れたときの感触やお手入れのしやすさまで異なるため、ライフスタイルに合わせた選び方が重要になります。

 

・無垢材(天然木)

 

ナチュラルな風合いや木の温もりを感じられるのが魅力。経年変化で味わいが増し、長く愛用できます。

代表的な素材には、オーク、ウォールナット、ナラなどがあり、それぞれ木目や色合いが異なります。

ただし水や熱にはやや敏感で、定期的なお手入れが必要です。

 

・突板

 

表面に薄くスライスした天然木を貼り付けた素材で、見た目は無垢材に近いながらも価格を抑えられるのがメリット。

軽量で扱いやすく、天板が反りにくいため安定性も高いです。

 

・メラミン化粧板・ウレタン塗装

 

表面がしっかりとコーティングされているため、水や汚れに強く、普段のお手入れがとても楽なのが特長です。

とくに、小さなお子さまがいるご家庭や、毎日の食事でしっかり使いたい方にはぴったりの素材です。

 

木の自然な質感は少し控えめになりますが、最近では質感や風合いがリアルに再現されたものも多く、見た目の違和感も少なくなってきました。

 

ダイニングテーブルは毎日手に触れる場所だからこそ、デザインだけでなく、素材の特性やお手入れのしやすさも重視して選びたいポイントです。

 

2.国産ブランドの魅力と特徴

日本国内で高い評価を受けるダイニングテーブルのブランドには、それぞれの哲学と美意識が込められています。

ここでは「モリタインテリア」「ナガノインテリア」「イバタインテリア」「カリモク家具」の4社に注目し、品質・デザイン・価格帯などを比較しながら解説します。

2-1. モリタインテリア:柔らかな曲線美と木の温もり

福岡県に本社をおく、モリタインテリアは、「安心して長くお使いいただける高い品質」にこだわり、やさしい曲線と温かみのある天然木を活かした家具を製作しています。

 

ダイニングテーブルは、脚部や天板に丸みを持たせたデザインが多く、柔らかな印象を空間にもたらしてくれます。

特に無垢材や突板を使ったナチュラルな仕上げが人気で、ナチュラルインテリアや北欧風の空間にぴったりです。

2-2.ナガノインテリア:自由設計の幅広さが魅力

ナガノインテリア(福岡県)は、「選べるカスタマイズ」に強みを持つ家具ブランド。

天板の形状やサイズ、木材の種類、脚のデザインまで自分好みに細かく選べるセミオーダー対応が人気です。

 

デザイン自体はシンプルで上質感があり、和・洋どちらの空間にもなじみやすい仕上がりです。

「自分にとってベストな1台」を見つけたい方に理想的です。価格帯は幅広く、予算に合わせて選択肢が広がるのも魅力です。

2-3. イバタインテリア:職人の手仕事と伝統の技

岐阜県の老舗家具メーカー、イバタインテリアは、飛騨の伝統技術を活かした本格派の木工家具を手がけています。

 

熟練の職人がひとつひとつ丁寧に仕上げる家具は、重厚感がありながらも繊細なつくりが特長です。

 

特に和モダン・和風テイストに調和するデザインが多く、木目の美しさや素材の風合いを最大限に活かした製品が揃っています。

永く使い込むほど味わいが増す一生モノの家具を求める方におすすめです。

2-4.カリモク家具:安心と信頼のパイオニアブランド

日本最大手の家具ブランド、カリモク家具は「国産品質」の象徴とも言える存在です。

 

細部までこだわった丁寧な仕上げと、人体工学に基づいた設計が特徴で、座り心地や使い勝手への配慮が随所に感じられます。

ラインナップも非常に豊富で、モダン・クラシック・ナチュラルと、テイストを問わず幅広いスタイルに対応しています。

 

アフターサポートも万全で、購入後のメンテナンス体制も整っており、家具選びに安心感を求める世代に絶大な信頼を得ています。

3.天板形状で印象が変わる?選び方のコツ

ダイニングテーブルの印象を大きく左右するのが、実は「天板の形」

見た目の印象だけでなく、使い勝手や空間との相性にも影響する大切な要素です。

 

ここでは、代表的な天板形状の特徴と、それぞれに向いている空間やライフスタイルについてご紹介します。

3-1. 長方形:最もベーシックで万能

もっともスタンダードな形状である長方形は、複数人での食事や作業に向いており、壁付け・中央配置どちらにも対応できる万能型です。

 

直線的なデザインのため、すっきりとした印象を与え、空間を引き締める効果もあります。

横に並んで座るスタイルが取りやすく、家族全員が使いやすい点も魅力。

 

特にリビングダイニング一体型の空間においては、テレビの視認性も確保しやすいため、日常の使い勝手を重視する方におすすめです。

3-2. 正方形:コンパクトで会話が弾む

2~4人の少人数にちょうどいい正方形のテーブルは、空間をコンパクトにまとめたい場合に最適です。

各辺に1人ずつ座ることで、距離が近くなり会話をしやすいという利点もあります。

 

また、部屋のコーナーなどにすっきりと収まりやすいため、スペースを有効活用したい一人暮らしや二人暮らしの方にも向いています。

シンプルで落ち着いた印象を演出しやすく、ちょっとしたティータイムや読書にもぴったりです。

3-3. 楕円形・丸型:柔らかい雰囲気で家族団らんに最適

角がない丸テーブルや楕円テーブルは、やさしくやわらかい印象を与えるフォルム。

人が自然と集まりやすく、家族や来客との団らんにぴったりです。

 

特に小さなお子さまがいる家庭では、角がない分、安全面でも安心。また、着座する人数にある程度柔軟に対応できるのも大きな利点です。

空間に余裕がある場合は、丸型や楕円型を主役にしたレイアウトも魅力的です。

3-4. 変形型・船底型:個性とデザイン性を求める方に

最近人気が高まっているのが、船底型や不規則な変形型の天板。直線では出せない動きのあるラインが空間にリズムを生み、デザイン性を求める方におすすめです。

 

一方で、座る位置や配置によって使い勝手に差が出る場合もあるため、事前のシミュレーションが大切。

特に「人と違ったものを選びたい」「家具に個性を出したい」という方には刺さる形状です。

4. サイズ感とレイアウトの考え方

ダイニングテーブルを選ぶうえで、「サイズ」は最も失敗しやすいポイントのひとつ。広すぎても狭すぎても生活動線や使い勝手に影響が出てしまいます。

 

ここでは、快適なダイニング空間をつくるためのサイズ選びとレイアウトのコツをご紹介します。

4-1. 1人あたりのスペースは「幅60cm × 奥行40cm」が基本

一般的に、1人分の快適な食事スペースは「幅60cm × 奥行40cm」とされています。

たとえば4人家族なら、幅120〜140cm以上のテーブルが理想的。使用人数に合わせて、余裕を持ったサイズ選びを意識しましょう。

 

また、普段は2人でも来客時には4人以上で使いたいという方には、伸長式のタイプもおすすめ。

使わない時はコンパクトに、必要な時は広々と使えるため、限られたスペースでも柔軟に対応できます。

4-2. 動線を確保するために「椅子+後ろ30cm」を考慮

椅子を引いて立ち座りするためには、テーブルの周囲に最低でも「椅子の奥行+30cm」程度のスペースが必要です。

標準的な椅子の奥行は約45cmなので、最低でも75cm程度は壁や家具との間隔を確保しておくと安心です。

 

また、2人がすれ違うような場所では、90cm〜120cmの通路幅が理想。ダイニングが通路を兼ねる場合は、広めにスペースを取ることで、ストレスなく暮らすことができます。

4-3. リビングダイニング一体型なら「視線の抜け」も意識

LDKが一体になっている間取りでは、テーブルの配置が空間の見え方に大きく影響します。

ポイントは「視線の抜け」を意識すること。背の高い家具や壁を避け、テーブル越しに空間が開けるような配置にすると、部屋全体が広く感じられます。

 

また、天板の素材や脚のデザインによっても圧迫感が変わるため、軽やかに見せたいならガラスや細脚のデザインを選ぶのも一つのコツです。

5.家具ブランド別・おすすめモデル紹介

ここでは、40〜60代の大人世代に人気の国産家具ブランド「モリタインテリア」「ナガノインテリア」「イバタインテリア」「カリモク家具」それぞれのおすすめダイニングテーブルモデルをご紹介します。

 

品質・デザイン・価格帯のバランスに優れたブランドが揃っているので、ぜひ比較してみてください。

5-1. モリタインテリア「ミラージュ ダイニングテーブル」

彫刻的なV字ベースの2本脚と素材美が際立つ一台

 

ミラージュの最大の魅力は、視線を奪う彫刻的なⅤ字ベースの2本脚。木のボリューム感と構造美が融合したデザインは、まるで空間の中にアートを置いたかのような存在感を放ちます。

 

一方で、無垢材の天板は柔らかなカーブを描く面取りで、手触りも心地よく、ナチュラルな温かみを添えます。

 

 

天板素材:突板(レッドオーク/ウォールナット)・メラミン天板

脚:無垢材

サイズ展開:W140~180cm(セミオーダー対応)

塗装:セラウッド塗装

5-2. ナガノインテリア「オーダーテーブル REAL

“選べる楽しさ”が詰まった理想の一枚

REALシリーズの最大の特長は、サイズも形も素材も、暮らしに合わせて完全セミオーダーできる点です。

天板の木目や脚の種類(角脚/各テーパー脚)から選べ、自分だけの一台が叶います。

 

 

天板素材:無垢材(レッドオーク、ウォールナット、ブラックチェリー、ホワイトオーク)

サイズ展開:W90~200cm(50cm単位で指定可能)

塗装:オイル/ウレタン選択可

5-3. イバタインテリア「SIGN ダイニングテーブル」

SIGNは、木の持つ味わいを活かして、木の質感を愉しんでいただける家具です。

木部の色を塗装に頼るのではなく、ウォールナット材とオーク材の持つ色合いをそのまま生かしています。

 

木の表情を活かすために、節ありの素材で製造されていて、よりナチュラルな雰囲気に仕上げています。

 

脚は、テーブルの中心に脚を設置することで、見た目がすっきり&椅子を入れやすい構造に仕上げています。

 

 

天板素材:無垢材(節あり)

サイズ展開:W135〜200cm

塗装:ウレタン塗装・オイル塗装

5-4. カリモク家具「ブレット6(BRETTO6)」

洗練された都会的デザインと実用性のバランス

ブレット6は、直線的でスリムなラインが特徴の現代的デザイン。

一方で、面取りや天板の厚みにこだわり、見た目以上に柔らかい印象もあります。

 

脚は2本脚と4本脚から選べます。脚間をしっかりとった設計のため、椅子を複数並べても圧迫感がなく、来客時にも重宝します。

 

 

天板素材:突板(オーク)

サイズ展開:幅150~240cm

塗装:ウレタン塗装(塗装色が選べます)

まとめ:変化に寄り添う、私らしいダイニングを

40~60代は、暮らしが大きく変化する世代。

子育てが一段落し、ご夫婦で過ごす時間や、自分自身の趣味に向き合うひとときが増える中で、ダイニングテーブルは「食事のための家具」から「人生の場づくり」へと役割を広げます。

 

だからこそ、今選ぶダイニングには、以下のような視点が欠かせません。

 

・可変性と対応力:伸長式やサイズオーダーで、来客やライフスタイルの変化にも柔軟に。

 

・一人でも様になるデザイン性:空間の質を保ちながら、心地よく過ごせる。

 

・落ち着いた素材や色味:年齢を重ねるごとにしっくりくる質感や表情。

 

・座り心地と動きやすさ:長時間座っても疲れず、将来の動線にも配慮。

 

たとえば、カリモクの「ブレット6」シリーズは、快適な座り心地と美しい一体感で定評がありますし、イバタインテリアの「SIGN」は、優しい曲線と安心感のある設計で、長く寄り添う家具として選ばれています。

 

ダイニングは日々の中で、無意識のうちに「心がほぐれる場所」として作用するもの。

自分たちのこれからの暮らしに、本当に似合う一台を選ぶことが、上質で快適な毎日への第一歩になります。