ダイニングチェアを選ぶときにデザインの印象で決めている方は多いと思います。
もちろん気に入って長く使うために見た目は大事ですが、座り心地、使い勝手も重要です。
ダイニングチェアは食事だけでなく、仕事や作業や寛ぎの時間など、毎日使う時間が長い家具なので「座り心地の良さ」を選ぶポイントとして大事にしたいものです。
「座り心地」「使い勝手」をチェックして、あなたにとってベストな椅子を選びましょう。
チェアのサイズは意外に様々。
当店にも、コンパクトサイズから、ゆったり座れるサイズも扱っています。
コンパクトサイズ
W45×D48×H75(SH43)cm
ゆったりサイズ
W56×D56×H77(SH43)
テーブルの天板から椅子の座面までの差(差尺)が27cm~30cmが、快適な椅子の高さと言われています。
この差尺が適切でないと、座った姿勢が前かがみになったり、疲労感がたまる姿勢になってしまい、快適に過ごせません。
後で椅子だけを買い替える場合は、お持ちのテーブルの高さを測ってご来店ください。
床から椅子の座面の高さを「SH」と表記されます。
高級感があり、上質な空間になります。
程よく硬いクッション性で、長時間座っていても疲れにくいものが多いです。
使うほどに味わい深くなります。
手触りが良く、温かみがあります。
色や柄が豊富で、コーディネートの幅が広がります。
カバーリングタイプの椅子も多く、ウォッシャブルであればご家庭の洗濯機でも洗えます。
本革に近い雰囲気を作ることが可能。
価格は本革より安価です。
最近は、布に近い見た目の合皮も増えました。
水分がしみこまないので、お手入れもらく。
無垢材は肌なじみが良く、お手入れもしやすいです。
水分がしみこみにくいので、汚れてもふき取りやすいです。
座面などにウレタン等をしようしないので、ヘタれることもなく、耐久性があり、長く使用できます。
肘掛け付き
肘を置けてラクなので、ダイニングチェアで寛ぐ時間が長い方におすすめです。
出入りの時には、チェアを大きく引く必要があるので、椅子の後ろのスペースは広めにとりましょう。
肘掛け無し
大きく引かなくても出入りがしやすいです。
食事や作業が主な使い方の場合におすすめです。
ローバック
背もたれが低いので圧迫感が少なく、部屋を広く見せてくれます。
セミハイバック
スタンダードな背もたれの高さで、座り心地も良く、コーディネートもしやすいです。
ハイバック
背中全体をもたれかかることができ、座り心地は大変良く、長時間座っていても疲れにくいです。
きちっとした雰囲気、高級感がでますが、圧迫感も出てしまうのでお部屋が狭く感じます。
お部屋が広い場合は、チェアに存在感が出ておすすめです。
張地のタイプ
張地のタイプはクッション性があり、ゆっくりと寛ぐには最適です。
布で張り込みのタイプなどは、汚れを落とすことが難しいので、汚さないように注意が必要です。
合皮や革など、汚れてもさっと拭くことができる生地をおすすめします。
木のタイプ
木のタイプは、木特有の温かみを感じます。
背に隙間があるデザインは、圧迫感が少なく、お部屋が広く見えます。
カバーリングタイプ
簡単にカバーを外して、ウォッシャブル生地ならご家庭の洗濯機で洗うことが可能です。
カバーが傷んでしまった場合は、カバーだけの買い替えも可能な場合が多いです。
衛生的で経済的です。
軽量タイプ
片手で動かせる軽量タイプ。
お掃除の時などもラクに動かせるので便利です。
ベンチタイプ
並んで座ることができるので、来客が多いご家庭などにおすすめです。
来客時には座る人数を多少調整できて、便利です。
背もたれのないベンチ、背もたれ付きのベンチ、コーナータイプのベンチなど、デザインや座り心地も様々です。
リビング・ダイニング兼用タイプ
ベンチタイプで奥行きが深く、座面のクッション性を良くしているものは、リビング・ダイニング兼用で使えます。
限られたスペースでソファとダイニングセットを両方置くのが難しい場合は、このタイプを検討してみてください。
ソファを置かない分、お部屋を広く使えます。
テーブルとセットで椅子を買うと、コーディネートは安定感があり、間違いがないです。
テーブルと椅子の高さ(差尺)もあっているので使い心地も良いでしょう。
セットで買わない場合、テーブルに合わせるチェアのデザインを迷われたときは、素材や脚の形状などをテーブルと合わせると選びやすいです。
最近は、椅子をばらばらのデザインで選んだり、家族一人一人が気に入った椅子を選んだりするのも増えています。
雰囲気が個性的になり、空間を楽しく過ごせます。
コーディネートのバランスのとり方には少しセンスも必要になります。
コーディネートが合うか気になる方は、スタッフにご相談ください。
tel:086-241-2422